18日 7月 2024
一度あなたが生とは何であるかを知ったなら途方もない美しさがあなたの実存の中に湧き上がる あらゆるものが光り輝いている 神に照らされている ひとつひとつの石が法を説き ひとつひとつの静寂が歌となる 人はその祝福が絶えることなく自分の上に注がれ続けているのを感ずる 今日、もう一度この詩を口ずさみたい。
08日 7月 2024
祖母の家のシンボルツリー、大山蓮華。 根が張り、大きくなりすぎたため水道管を壊してしまい、6月の改築とともに彼女は切られてしまった。 大山蓮華の花言葉、永遠の愛。 美しいこの花がこれからもずっと生きられるように挿し木をして我が家に持ってきた。 挿し木の季節ではないけれど、何とかこの猛暑に耐え、根が付いて、...
07日 7月 2024
七夕に願いをかけて。 一年に一度しか会えないこの日が晴れてくれて本当によかった。
23日 6月 2024
音符のような可憐な小花、流れるような枝ぶりからは音楽が聴こえるよう。 花から溢れる甘い香りはこの先に待つ幸せを予感させる。 真っ白な花から真っ赤な果実が生まれ、 自然の不思議はいつだって華麗にわたしの五感を震わせる。
23日 6月 2024
星型のつぼみから、小さな小さな梅の花のかたちの花たちが群がって咲く。 長いまつげのようなおしべはなんとも愛らしい。 生けるとその佇まいはとても優雅で清楚、高原の女王と呼ばれるに相応しい。
19日 6月 2024
鮮やかな夏の緑に染まる水辺から白く浮き上がる半夏生。 虎の尾のような花からは初夏の訪れを告げる爽やかな香りが漂い、梅雨の憂鬱からしばしの逃避行。
19日 6月 2024
下野草、半夏生、ドクダミと… 家には残念ながら和室はないので自分でなごみの空間を作る、それが今の私のささやかな喜び。
26日 5月 2024
陽が沈む 明日には枯れる燕子花(アメジスト) 闇の泉に光り輝く 長年続けてきた自分のデッサンスタイルは、闇の中に光で実像を彫り出していくような作業。 何度も木炭を重ね、ふかふかにした真っ黒な背景から指、布や食パンを使いながら、光を描いていく。 するとそこに彫刻としてのモチーフが浮かび上がってくる。...
24日 5月 2024
咲きたての紫陽花と山芋の蔓で。 一つ一つ丁寧に見れば自然の美しさはいたるところに存在している。 毎年お気に入りの白い薔薇に絡みつく山芋の蔓をうっとうしく思っていたけれど、 陽の光に透けた瞬間、彼女の美しさに気がついた。 よく見ればなんて優美な曲線、葉もとてもリズミカル。 最近草花との対話が少しずつできるようになってきている。...
04日 5月 2024
五月の薔薇とグラスの抱擁 例え何処かへ行けなくとも この小さなアトリエに射し込む陽の光が 私に数千の美の可能性を授けてくれる。

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