燕子花

陽が沈む
明日には枯れる燕子花(アメジスト)
闇の泉に光り輝く



長年続けてきた自分のデッサンスタイルは、闇の中に光で実像を彫り出していくような作業。
何度も木炭を重ね、ふかふかにした真っ黒な背景から指、布や食パンを使いながら、光を描いていく。
するとそこに彫刻としてのモチーフが浮かび上がってくる。
私は描くことは彫刻することと同じだと認識している。

生きていくこともまた真っ黒な混沌とする世界に光を見つけながら
自分の目指すものを創造していく、彫刻していく、そういうことではないだろうか。