季節と戯れる

咲きたての紫陽花と山芋の蔓で。

一つ一つ丁寧に見れば自然の美しさはいたるところに存在している。
毎年お気に入りの白い薔薇に絡みつく山芋の蔓をうっとうしく思っていたけれど、
陽の光に透けた瞬間、彼女の美しさに気がついた。
よく見ればなんて優美な曲線、葉もとてもリズミカル。

つまりは自分自身が盲目なだけだと気がつく。

最近草花との対話が少しずつできるようになってきている。


“一枝一条もみだりに切り取る事をしないで、おのが心に描く美的配合を目的に注意深く選択する。”

これもまた少しずつ理解してきているように思う。