この作品はカトリックの神父でありながら、禅に精通しているHenri Huysegoms神父様にとても褒めていただいた特別な作品です。
この作品は私にとって禅の思想への入り口でした。なぜならこれは初めて自分自身をなくして撮影できた最初の作品だったからです。
芸術は究極の自己表現ですが、私にとっては表現を自我から無我の境地へと到達させることが死ぬまでの目標です。
私は芸術から少し離れた道を求めるようになりました。それが自分にとって心地よく、肉体と精神が納得してくれるからです。
この作品を改めて見つめ直し、決意を新たに、また老子とともに。