アラベスクの教え

風が強い日に庭で折れていた
秋薔薇、アラベスク。
まだ蕾が固かったからこの状態で開花するかなと心配していたけれど、
日を追うごとに柔らかくなっていき
今朝ぷっくりとふくらみはじめた。

“全てのわざには時がある” 

それを長い年月をかけて学んでいるけれど、
自然はまさにそれを顕著にしるす。

“目に見えないもの”を捉えようとすることをやめて
自然の教えを心の友とすることができれば
どれだけ素晴らしいだろう。
どれだけ解放されることだろう。

折れやすい心にアラベスクもそううったえかけている。